ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

 就活中に読んだ本です。

ゼロ秒思考  頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

 

本の内容はというと。

・思考の「質」と「スピード」の到達点がゼロ秒思考である

 
ゼロ秒思考ができるようになれば、
・即断即決ができる
・適切な言葉を選んで言いたいことをシャープに伝えられる
・ストレスのないコミュニケーションができる
・次になにが起こるか想定できるようになる
 とのことです。
 
そして、ゼロ秒思考ができるようになるために、1分で1枚のA4用紙に1件のメモを書くこと、それを1日10件行うことをトレーニングとして紹介されています。
いたってシンプルな方法です。
 
メモ書きの効能は、私も実感しているところがあって、
・思考が整理される
PDCAサイクルを回しやすくなる
・もやもやと悩んでいることの真の原因にたどり着ける
・悪口をメモに書けば、人に言わなくてもすっきりできる
 などです。
 
今は悩みと言っても研究のことくらいで、将来やりたいこととかを、殴り書きで、ばーっと書いてしまっています。
家のプリンタが両面印刷できないから裏紙はたくさんあるのでそれを使って(笑)
わたしはかなりの熟慮型で、思考スピードがもうちょっと早かったらもう少し就活楽だったかな、なんて思うので、引き続きメモ書きをやっています。
 
 
 

著者の赤羽さんはマッキンゼー出身の方ですね。

就活中に面接やら座談会やらで、コンサルタントの方々とお話しする機会が多数あったのですが、社内でそれなりのポジションを得ている人、年次の高い人って、すごく話が分かりやすいんです。

 

例えば、入社後のキャリアパスを説明する際にも、普通ならアソシエイト→シニア→マネージャー→パートナー(適当)、みたいな、三角形の図とかを出しながら説明することが多いと思うのですが、

「お笑い芸人に例えるなら、アソシエイトはネタ見せ芸人、シニアはひな壇芸人かな。マネージャーは雨上がり決死隊で、パートナーはさんまね。」と言ったりして、私のようなチャランポラン学生にもすんなりわかる説明が瞬時にできるんですよね。

 

コンサルタントは、自分達の意見を、相手が行動に移せるレベルに納得してもらわなくてはいけません。だからこそ、適切な言葉選びは重要。そしてクライアントが自分でやるよりもスピーディーに、高い質で問題解決をするには必要なスキルがゼロ秒思考だと思います。

 

このブログを始めた目的のひとつに、思考の整理があるのだけど、まだまだ私の文章は散らかってるなー・・・

精進します。